内定者の日常

THE FIRST TAKEが爆発的人気になったのは〇〇だから!?

THE FIRST TAKEが爆発的人気になったのは〇〇だから!? 内定者の日常
この記事は約12分で読めます。

こんにちは!
ウィンキューブホールディングス21卒内定者の原田萌花です。

あなたは、今話題のYoutubeチャンネル「THE FIRST TAKE」を見たことがありますか?
「チャンネル登録してるよ!」という方も多いと思います。

THE FIRST TAKEは、いま注目されている音楽を配信するYoutubeチャンネルです。現在チャンネル登録者数400万人に到達しています(2021/3/15時点)

中でもDISH//(北村匠海)さんの猫の動画や、LiSAさんの紅蓮華の動画はなんと1億を超える驚異的な再生回数となっています!

今回は、話題のYoutubeチャンネル「THE FIRST TAKE」について、その魅力を解説します。そして、マーケティング目線からみることにより、「THE FIRST TAKE」のポジショニングやマーケットインという考え方について、マーケティング初心者の方にも分かるように解説しています。

この記事を最後まで読めば、今後より一層THE FIRST TAKEを楽しめることに加えて、マーケティングにおいて重要なポジショニング、プロダクトアウト、マーケットインについて理解ができるようになります。

マーケティングについて理解できれば、あなたは普段から相手の立場に立って物事を考えることができるようになります。つまり、相手の立場に立って物事を考えることが”習慣化”されるので、マーケティングは日常生活の様々な場面であなたの役に立ちます。

 例えば・・・
・就活でESを書くとき、何を意識して書けば採用担当の方に好印象を持たれるか分かる!
・就活のグループワークで、周りのメンバーと差をつけ人事に一目置かれる存在に!
・合コンのメンバー中で、自分がどんなキャラになれば1番異性からモテるか分かる!

この記事は、マーケティング初心者の方でもスッと読める、
分かりやすい内容となっていますので、ご安心くださいね。

THE FIRST TAKE とは

THE FIRST TAKE は、2019年11月に運営が開始された
「音楽」を動画コンテンツとするYoutubeチャンネルです。

THE FIRST TAKEのコンセプトは、その名前からも分かる通り、
「アーティストが一発撮りでパフォーマンスをする」ということです。公式サイトをみても、その音楽に対するこだわりと一貫性がすごく伝わってきますよね。

白いスタジオに置かれた、
一本のマイク。

ここでのルールは、ただ一つ。
一発撮りの
パフォーマンスをすること。
それ以外は、何をしてもいい。

一度きりのテイクで、
何をみせてくれるだろうか。

引用:THE FIRST TAKE

2019年11月に運営が開始され、約1年4か月でチャンネル登録者数400万人を達成したTHE FIRST TAKE、その魅力は何なのでしょうか?

THE FIRST TAKEの3つの魅力

ここでは、人々を魅了しているTHE FIRST TAKEの3つの魅力について解説します。

一発撮りのパフォーマンス

 まず、THE FIRST TAKEの1番の魅力は、やはりアーティストの一発撮りのパフォーマンスが見られることでしょう。

今までの音楽配信スタイルを振り返ると、テレビ番組でもYoutubeチャンネルでも、リハーサルなしの「一発撮り」をメインにしたものはなかったことが分かります。

THE FIRST TAKEでは、装飾のない、真っ白なスタジオに、人数分のマイクや必要である楽器だけ配置されます。そこで、アーティストが一発撮りのパフォーマンスをします。そのパフォーマンスは、息遣いやリップノイズまで聞こえる高音質な音、4Kで撮影される鮮明な映像で公開されます。

無駄な演出は一切なし、アーティストの一発撮りのパフォーマンスを最大限に等身大のサイズで人々に届ける、という運営側のこだわりがひしひしと伝わってきますね。

一発撮りのパフォーマンスでは、普段聞いている音源では味わえない臨場感を感じられたり、普段とは違ったTHE FIRST TAKE用にアレンジされた音楽を楽しむことができます。

これまでTHE FIRST TAKEは、実力派の名立たるアーティストたちの一発撮りとは思えないクオリティのパフォーマンスを公開してきました。

大好きなアーティストの一発撮りを鮮明に、しかも無料で見られるなんて・・・これはチャンネル登録をせざるを得ませんよね(笑)

ライブでは感じられない緊張感

THE FIRST TAKEの2つ目の魅力は、一発撮りならではの緊張感でしょう。

このTHE FIRST TAKEでは、ミスがあってもアクシデントが起きてしまっても、止まることなく撮り直すことなく、最後まで収録が進みます。

その収録は、最高の音質と画質で、カットされることなく動画として公開されるので、動画を見ているとまるでアーティストと一体になったような緊張感を味わえます。そのアーティストのライブに行ったとしても、この緊張感をこのリアルさで味わうことはできません。

一発撮りから生まれるアーティストの表情やしぐさ、息遣いを等身大で感じられる緊張感が、視聴者を魅了していることは間違いないでしょう。

パフォーマンス前後のアーティストの様子

THE FIRST TAKEの魅力3つ目は、パフォーマンス前後のアーティストの様子が見られることです。

パフォーマンス前は、

 ・アーティストの緊張しつつも非常にリラックスしている様子
 ・個々のアーティストが普段行っているであろう発声練習をする様子
 ・パフォーマンス寸前に精神を統一させ、息を大きく吸う様子

パフォーマンス後は、

 ・アーティストが達成感に満ちていたり、少し照れていたりする様子
 ・オンだったスイッチが、オフに変わる瞬間の様子

など、ここでしか見ることのできないアーティストの姿をたくさんあります。また、その楽曲や一回限りのテイクに対するアーティストの想いなども聞くことができます。

見ている私たちもパフォーマンスへの想いが熱くなってしまいますね(笑)

THE FIRST TAKE のポジショニング

それでは、THE FIRST TAKEはなぜ、約1年4か月という短い期間でチャンネル登録者数400万人を達成するほど人気チャンネルとなったのか、その理由をマーケティング的目線でみてみましょう。

まずは、THE FIRST TAKEのポジショニングについて解説します。 

ポジショニングとは

まず、マーケティング用語であるポジショニングについて解説します。
ポジショニングとは、顧客に”この商品・サービスがどのように魅力的であるか”を認知させることです。

他とは違う、独自性のあるポジショニングを確立する、つまりユニークなポジショニングを確立されることで、他社との差別化を図り「オンリーワン」の位置づけを目指します。

競合が集まる市場で勝負するのではなく、独自の”商品・サービスの魅力”を顧客にイメージづけることで、その商品の価値は大きくなります。

そのポジショニングを考える上で、重要になるのがポジショニングマップです。ポジショニングマップとは、市場における自社のポジショニングを明確にするための手法の1つです。

ポジショニングマップを使うことで、自社の商品や競合他社の商品を一目で比べることができるので、自社商品の戦略やどの領域で勝負していくべきなのかを明確にすることができます。

以下の記事で、ポジショニング・ポジショニングマップについて分かりやすいように例を挙げて解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

THE FIRST TAKEのポジショニング

それでは、THE FIRST TAKEのポジショニングマップについて考えてみましょう。

今回は、縦軸をユーザの手軽さ、横軸をユーザの緊張感とします。そして、媒体を問わず、音楽を提供しているもの(MUSIC STATION、紅白歌合戦、 ライブ、Spotify、MV(ミュージックビデオ))をマッピングして比較してみました。

このポジショニングマップを見ていただくと分かるように、THE FIRST TAKEはユニークなポジショニングに成功していることが分かります。

SpotifyやMVなど楽曲として提供されているものは、手軽に見たり聞いたりすることができますが、聞いていて当事者のような緊張感はありません。

MUSIC STATIONなど毎週放送されている音楽番組では、週に1回、決められている時間に視聴するしかできないので、「いつでもどこでも手軽に」とはいえないでしょう。また、見ている私たちももう慣れてしまっているので、緊張感もあまりありませんね。

アーティストのライブでは、直接アーティストのパフォーマンスを見ることができますが、チケット代や交通費もかかってしまいます。

また、紅白歌合戦は年に1回の放送ですので、こちらも手軽とは言いがたいですね。

THE FIRST TAKEはYoutubeチャンネルですので、Youtubeが見れる環境さえあれば、いつでもどこでも無料で楽しむことができます。そして、

  • アーティストの表情も高画質で近い距離間で撮影されている
  • 息遣いが聞こえるほどクリアで高音質な音で収録されている
  • 失敗が許されない一発撮りのパフォーマンスである

など、今まで感じることができなかった緊張を私たちユーザも一緒に感じることができます。

このように、ユニークなポジショニングを確立させることで、他とは比較できない「オンリーワン」の位置づけを得ることができます。

THE FIRST TAKEの場合は、このユニークなポジショニングが確立されている、かつそれが時代とニーズに合っていました。

つまり、スマホとイヤホンがあればいつでもどこでも気軽に音楽を楽しめるこの現代にフィットしていたといえます。

そして、

・実力派のプロのアーティストの本気のパフォーマンスが見たい
・ライブのように本人が熱唱する姿を近くで見たい
・加工されまくった歌声より、アーティストのリアルな歌唱力を高音質で聞きたい

というユーザのニーズにハマっていました。

これらのことから、THE FIRST TAKEはこれほど人気チャンネルとなったと考えられますね。

THE FIRST TAKEをマーケットインでみる

次に、THE FIRST TAKEをマーケットインの考え方で見てみましょう。

プロダクトアウトとマーケットイン

まずは、売れる商品にするための考え方となる「プロダクトアウト」と「マーケットイン」について解説します。

プロダクトアウトとは、個人・会社を問わず、「これがしたい!」「この商品を作りたい!」「私はこれなら作れる!できる!」など、まず商品やサービスを作り、その後どのように販売していくか考えるという考え方です。

反対に、マーケットインとは、あらかじめ顧客の「こんな商品が欲しい!」「こんなのあったらいいな!」「こんなことに困ってるの!」という意見やニーズをもとに、商品やサービスを作るという考え方です。

考え方が全く逆であることが分かりますね。

どちらの考え方も大切であり、どちらが悪いということはないのですが、「売れる商品」にするためにはマーケットインの考え方を重視する必要があります。

世の中には、数えきれないほどの商品やサービスで溢れています。そのほとんどの商品やサービスがプロダクトアウトです。

買い物に行って店員さんと話したときや、ネットに出てくる広告を見たとき、「すごい圧だな・・・」と感じたことはありませんか?

セールストークや広告において、その商品やサービスの特徴をマシンガンのように情熱的に伝えてもお客さんは引いてしまいます。いかに、相手の悩みや欲求、ニーズに答える形で相手にその商品やサービスの良さを伝えるかが大切ということです。

具体的で分かりやすい場面を想像してみましょう。

例えば、あなたが花粉症であるとします。
大量の荷物を持って1人で駅前を歩いているとき、

「いま〇〇という新商品の〇〇キャンペーンやってます!!ぜひ!!どうぞ!!」

とティッシュとチラシが入った袋を配られたとします。

「いや知らんし、いらないわ、荷物重いし早く帰りたいねん」

と思いませんか?
(私の感情ですが、共感していただける方も多いはず(笑))

反対に、同じ状況でも

「花粉症お困りではないですか?こちらのティッシュ使って下さい」

 と言われたらどうでしょうか?

「ティッシュ助かるわ~!もらっとこう」
と、もはや感謝までしてしまいそうです。そして、ティッシュを使うときに必ずそのチラシが目に入るはずです。関心を持てばその新商品について検索するかもしれませんね。

かなり極端に書きましたが、相手に寄り添い、その人にとってどれほど価値があるのかを伝えることの重要性がお分かりいただけましたか?

大切なことは、プロダクトアウトの商品でもいかにマーケットインに見せて売るか、ということです。マーケティングには欠かせない考え方ですので、ぜひ覚えておきましょう!

THE FIRST TAKEをマーケットイン でみる

それでは、THE FIRST TAKEはプロダクトアウトなのか、マーケットインなのか考えてみましょう。
(プロダクトアウトでも、マーケットインに見せることができていればOKです。)

調査してみると、こんな記事を発見しました。

YouTubeで誰もが動画を発信できる今、ユーザーが求めているのは、これまでにない本格・本質を、真実性をもって感じられるプリミティブな映像コンテンツなのではないかと考えました。

そこで、プロのアーティストが本気で音楽に向き合う姿や、ライブで体験するような“再現性のない音楽の楽しみ方”にこそ、価値があるのではと思い、一発撮りで音楽に向き合う企画をたてました。

引用:アートディレクターの清水恵介が『THE FIRST TAKE』に企画・クリエイティブ・ディレクションとして参加

これは、THE FIRST TAKEを企画された方(Creative Director / Art Director 清水恵介)の発言なのですが…
ユーザ視点で企画され、プロジェクトが始動していることがわかります!

つまり、、、マーケットインの考え方ですね!!

やはり、「ユーザがどんな音楽コンテンツを欲しているか」というユーザ視点で考えられた企画だからこそ、THE FIRST TAKEはこれほど人気が出たのではないでしょうか?

先ほど引用した記事では、なぜTHE FIRST TAKEを企画したのか、なぜ一発撮りなのか、なぜスタジオに装飾がないのか、など清水さんのTHE FIRST TAKEへの想いが込められていました。

この記事を読めば、ますますTHE FIRST TAKEのこだわりが感じられ、ますますTHE FIRST TAKEを楽しめると思います!THE FIRST TAKEを楽しんでいる方は、ぜひ読んでみてください!

参考記事:アートディレクターの清水恵介が『THE FIRST TAKE』に企画・クリエイティブ・ディレクションとして参加

【まとめ】実は、マーケティングってとても身近なものなんです

いかがでしたか?

THE FIRST TAKEの魅力と、マーケティングにおけるポジショニング、プロダクトアウト、マーケットインについて、分かっていただけたでしょうか?

この記事を読んで、THE FIRST TAKEを見たことがなかった人も、マーケティングについてあまり興味がなかった人も、THE FIRST TAKE やマーケティングに興味を持っていただければ幸いです。

ありがとうございました。

 

タイトルとURLをコピーしました