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Switchが今もなお売り切れ必至の理由って?不動の地位を築いた任天堂のマーケティング戦略

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世界的に有名なゲームメーカーとして知られる「任天堂」。
その任天堂が世に放った「任天堂Switch」は多くの人に受け入れられ大ヒットを記録しました。

皆さんは、なぜ「任天堂Switch」がここまでの人気ゲームとなったのか、その理由をご存じですか?

この記事では、

・確かになんでSwitchってこんなに人気なの?
・シンプルにSwitchが好き!
・マーケティングに少しでも興味がある!

という方に向けて、任天堂Switchが大ヒットした理由をマーケティングの観点から解説していきたいと思います!

「マーケティングって何それ美味しいの?」
「そんな難しいことはよくわからない…」

全然問題ありません!
ぜひフラットな気持ちで読んでみてください。

この記事を読み終えるころには、任天堂Switch大ヒットの理由をマーケティングの観点から理解することが出来るので、「なんかわからないけど他のヒット作の理由も気になってきた!」と、マーケティング初心者の方もマーケティングの面白さにハマり、わくわくした気持ちになっているはずです!

ご挨拶が遅くなりましたが、私はウィンキューブホールディングス21卒内定者の”ちゃど”こと田通麻結と申します。

私のことは、以前書かせていただいたこちらの記事にて詳しく記載していますので、ぜひこちらも併せてご覧ください!


実は私、この記事を書こうと思って色々とリサーチしていたら段々とSwitchが欲しくなってきてしまい…新品が売り切れていたので中古品ではありますが、なんとそのままポチっと購入してしまいました…(笑)

衝動買いにもほどがあります。自分でもびっくりです。
以前数万円のカメラに一目惚れをして衝動買いをしたことがありますが、それ以来の大きな衝動買いとなりました。

そんなことはさておき… さっそく本題に入っていきたいと思います。

今回は、Switchを持っている人持っていない人、マーケティングについて知っている人知らない人関わらず、皆さんに理解してもらえるような内容になっていますので安心してくださいね!

任天堂にしかできないポジショニングとターゲティング

Switchといえば、発売から4年以上経っても売れ行きは好調で、売り切れが続出し、高額で転売される状態が続いている任天堂の大ヒットゲーム機です。

「Wii U」と「3DS」の良い所を合わせたような製品で、据え置き機としてテレビと接続して遊べるとともに、携帯機として持ち運んでゲームを楽しめるという点が最大の特徴!

1人でも複数人でも、自宅でも外出先でもゲームが楽しめるという新たな価値を提案しているゲーム機です。

0→1をつくるブルーオーシャン戦略

そんなSwitchが大ヒットを記録した理由の1つとして、「ブルーオーシャン戦略」に成功したからという点が挙げられます。ポジショニングをするうえで、競合がいないということは大きな強みになります。

ブルーオーシャン戦略とは、新規需要を主体的に創造し、まだ未開拓な競争者のいない市場で顧客に対し高付加価値低コストを提供する戦略のことです。

つまり、他が目をつけていないジャンルに目をつけ、自らがそのジャンルを開拓していこうという考えです。確かにこれまでの任天堂の歴史を振り返ってみても、ファミコンの登場前には、家庭用ゲーム機としてはファミコンのような「モノ」は、世の中には存在しませんでした。

これまで”世の中に存在しない未知のもの”を世の中に提供するわけですから、それだけでも世間へのインパクトは相当なもので、人々の興味を惹くことは間違いありません。

さらに凄いところは、ファミコンからSwitchまでブルーオーシャン戦略を取り続け、常にライバルのいない新しい市場を開拓し続けているということです。

Switchのように、1人でも複数人でも遊べて、さらにテレビゲームとしてだけでなく持ち運びもできるゲーム機なんて、他にはないですよね!

イメージしやすいように、私なりにSwitchのポジショニングマップを作成してみました!

こうして見ると、Switchが1人でも複数人でも遊べて、さらにテレビゲームとしてだけでなく持ち運びもできる他にはないゲーム機であることが一目でわかります。

新たな市場を自ら開拓することで、初めにライバルがいない状態からのスタートとなります。その時点で他とは差別化ができ、市場をリードしていく存在になれるのです。

ブルーオーシャン戦略は、他社との差別化をする上でも、ゲーム機業界の中で他とは違う圧倒的な存在感を確立する為に必要な戦略だったのです。

それにしても、ファミコン発売から今までの間ずっとブルーオーシャン戦略を取り続けているということに驚きが隠せません。常にリードし、開拓していくことは容易なことではないからこそ、今の任天堂の不動の地位が確立されているんですね!

ターゲットはすべてのゲームユーザーだった?

世の中のゲーム市場は、下記の図のように大きく4つに分類でき、それぞれに特色があるといわれています。

任天堂はSwitch投入によって、4つの層へのアプローチを完成させました。

ヘビーコアユーザーに対しては、ゲームの大会を取り行うなどSwitchの高性能な部分を活かし、本格的にゲームの技能を競う場としました。専用パソコンを使っていたユーザーに対しても、豊富なゲームタイトルを多くの仲間と楽しめるようにすることで受け入れられていきました。

ライトコアユーザーには、多数のゲーム制作会社から提供される豊富なゲームタイトルを楽しめるようにすることで、色々なタイプのユーザーのニーズに合ったゲームをプレイすることを可能としました。

つでもどこでもゲームをしたいヘビーカジュアルユーザーには、Switchの携帯機能が最適となりました。単純なモバイルゲームしかできなかったユーザーには、携帯ゲームで据え置き機並みの性能が発揮できるSwitchが新たな体験をもたらしたのです。それにより、ヘビーカジュアルユーザーからヘビーコアユーザーへの育成も可能としました。

ライトカジュアルユーザーに対しては、他社と協業したポケモンGoやスーパーマリオランなどの無料ゲームにてアプローチしています。

このようにSwitchは、すべてのゲームユーザーをターゲットとし、それぞれに合った魅力的なコンテンツを揃えていることが分かります。Switchが大ヒットを記録したのは、このような戦略のもと様々な世代や人から支持されたことが背景にあったのです!

 

任天堂Switchはオーソドックスなマーケティングの成功例

スマートフォンの普及により、より手軽なスマホゲームへシフトする傾向が強まったことで、現代のゲーム業界にとっては非常に脅威となっています。

そんな中、ゲーム専用機としてのSwitdhがここまでの大ヒットとなったもう1つの理由としては、ゲーム機本体のスペックの高さとユーザーニーズとの合致が考えられます。

その背景には、効果的なマーケティング戦略が隠されているのですが、その手法はいたってシンプル。書き出してみると、そんなに難しいことではないのです。

勝因は効果的な”モノを売る基本”4P戦略にあった

マーケティングには、「4P」という要素があります。

・Product:製品
・Price:価格
・Place:流通
・Promotion:広告

モノ売る基本の概念ともいわれ、これら4つの要素の長所をうまく組み合わせるとによってマーケティング効果が現れます。

この4つの要素のことを”マーケティングミックス”と言うのですが、Switchはこのマーケティングミックスが非常に見事なのです!

このマーケティングミックスに基づいてSwitchをひも解くと…

「Price」
ゲーム機としては買いやすい価格設定「Place」
出荷台数の管理を徹底し品薄状態をキープすることで定価販売での流通を維持

「Promotion」
SNSやゲーム実況と呼ばれる動画配信などにも対応した時代にあったプロセスモーション戦略

「Product」
Switch最大の特徴

Switch最大の特徴とも言えるのが商品価値です。携帯性、拡張性、起動の快適性、振動などハード面での強みを多数持つだけでなく、昔から人気のある任天堂オリジナルソフト(マリオカートや大乱闘スマッシュブラザーズなど)を中心としたキラーコンテンツを提供するなど、ソフト面でも強みを発揮しています。

その特徴は、コミュニケーションツールとしての役割も持ち合わせ、新たなユーザー層の開拓へと繋がりました。つまり、現代のスマホ中心の文化の中で、Switchは「遊びに特化したプラットフォーム」という新しいプラットフォームを提供したのです。

ゲーム機という物自体は昔から存在していますが、現代人のニーズは近年、“モノ消費”から“コト消費”へと変わってきているといわれています。任天堂が行った”コト”を上手く演出する”モノ”のマーケティングとしては、オーソドックスであり模範的な戦略と言えます。

Switchがすぐに売り切れてしまいなかなか買えないことは有名な話ですが、それも戦略のうちだったんですね!

Switchが生活必需品に?

現在、新型コロナウイルスがパンデミック状態となり、多くの国々で学校の休校、外出禁止令の発令、不要不急の外出自粛が行われています。そのため必然と自宅で過ごす時間が長くなっており、ゲームをプレイしてどうにかやり過ごそうとしている人が増えているという現状があります。

昨年、緊急事態宣言が発令されたのとほぼ同じタイミングで任天堂Switch「あつまれどうぶつの森」が発売されたのを覚えていますでしょうか。

巣ごもり需要の中で、普段はあまりゲームをやらないライトユーザーがゲームに手を出しやすくなりました。懐かしさや親しみやすさ、初心者でも楽しめる「あつまれどうぶつの森」が発売されたことで、Switchの人気も急上昇したのです。

感染源である中国がロックダウンしていた影響で、一部の部品の生産に影響が出たことも理由の一つではありますが、マスクや医療品の他、トイレットペーパーや食品といった一般的な生活必需品が常に品薄状態の中、任天堂Switchもまた供給が追い付かない状態が続きました。

任天堂Switchは新型コロナウイルス感染対策のための外出自粛によって、生活必需品と同様に、人々の生活に欠かすことが出来ないアイテムとみなされるようになっているのです!

 

[まとめ]任天堂Switchに学ぶマーケティングの面白さ

ここまで皆さんご存知の任天堂Switchの人気の理由について、マーケティングの観点からひも解いてきましたが、いかがだったでしょうか?

実は、今でこそゲームメーカーとして不動の地位を築いた任天堂ですが、そもそもは花札やトランプなどを手がける玩具メーカーだったんです!

そんな任天堂が日本が世界に誇るゲームメーカーとしての地位を確立したのは、ブルーオーシャン戦略に成功し、それからも挑戦者のスタンスを崩すことなく前進してきたことが最大の理由だと考えられます。そういった取り組みが、Switchの爆発的ヒットにも繋がったのだと言えます。

変化の激しい時代においてユーザーニーズを満たしたSwitchのヒットは、その製品の良さが高く評価されたことも間違いありません。任天堂Switchの大ヒット要因はリサーチ力と緻密なマーケティングによるもので、何も目新しいことを行っているわけではなく、スタンダードなビジネス戦略が結果としてしっかり現れたということなんですね!

ヒットの理由を知ることで、今までとはまた少し違った視点でその商品を見ることが出来るようになるのではないかなと思います。なにもこれは任天堂Switchに限ったことではありません。

皆さんの身近にあるヒット商品も、きっとマーケティングの力が隠されているはずです!

この記事を読んで、

・なんかわからないけど他のヒット作の理由も気になってきた!
・ちょっとマーケティングって面白いかも!

と、少しでも思っていただけたら嬉しいです!

このブログ内には、他にもたくさんのマーケティングに関する記事が書かれていますので、気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください!

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