- 「コラボインターンシップって何?どうやるの?」
- 「コラボインターンシップの事例を知って参考にしたい」
- 「新しいイベントの種類を知って採用活動を活性化させたい」
そんな方のために記事を書いています。
採用を成功させるためにさまざまな工夫を凝らしてイベントをおこなう中小企業は多いですが、すべての企業でそのイベントが上手くいくわけではありません。
今回の記事では、採用イベントで成功しない・マンネリ化を感じている採用担当者様向けに、コラボインターンシップについてメリットや事例を交えて詳しく解説していきます。
この記事を読めば、コラボインターンシップのメリットについて分かり、事例を参考にして自社での開催をすることができるようになります。
コラボインターンシップとは業種を超えた就業体験
コラボインターンシップとは、業種の垣根を超えた複数の企業が集まり、合同でインターンシップ(就業体験)をおこなうことです。
- インターンシップ→1社での就業体験
- コラボインターンシップ→複数の異業種が集まる就業体験
複数の業種が集まることで、学生側にも企業側にもメリットがあるインターンシップのやり方です。
コラボインターンシップを開催する3つのメリット
ではコラボインターンシップのメリットに関して解説していきます。
通常のインターンシップのメリットに関しては省略いたします。
母集団形成、認知度UPにつながる
1つ目は、通常のインターン以上に学生側にメリットがあるので、母集団形成につながるというメリットです。
学生は就活でこんな悩みを抱えている場合があります。
- 忙しくて多くのインターンに参加する時間が無い
- 業種が絞れていないからインターンに行って色々知りたい
- 複数の企業の内情を知りたい
このような学生をターゲットにすれば、コラボインターンシップに参加する学生は集めやすいでしょう。
忙しい学生、特に業種が絞れていない段階の学生にはとてもメリットがあるイベントなので、合同企業説明会に行くような感覚で参加してもらえ、認知度向上にも効果があります。
ただし1つ注意が必要で、コラボする企業すべてが集客力が低い場合、学生が集まらないこともあります。
そういった時は、行政・自治体・学生団体などに協力を依頼したりする方法も良いでしょう。
今まで出会えなかった学生に出会える
2つ目のメリットは、普通に採用活動をしていたら出会っていなかったかもしれない学生に出会えるということです。
自社でインターンを開催した場合、自社やその業種に興味がある学生しか集まらないため、自然と学生の傾向が似ることもあります。
しかし、コラボインターンシップの場合は、複数の業種を見ている学生が参加するので、今まで自社に来なかった異業種にも興味をもった学生と接点を持つ機会が作れます。
今までと異なる学生に出会えれば、自社で採用しにくかった人材も採用できるかもしれません。
競合と差別化できる
コラボインターンシップは、通常のインターンに比べて開催する企業が少ないことや、特殊なインターンシップであるため競合と差別化ができます。
競合が自社単体でインターンシップをやっている場合、その業種に興味がある学生は集められても、異業種に興味がある学生は集めづらいです。
その点でもコラボインターンシップを開催するメリットがあります。
コラボインターンシップの事例
といってもどんなコラボインターンがあるのでしょうか。ここからはコラボインターンシップの事例を紹介していきます。
自治体×民間企業のコラボインターンシップ
富山県の企業3社がコラボし、公務員にするか民間企業にするか迷っている学生向けにインターンを開催しています。
4日間のプログラムで、1~3日目は各社のインターン、4日目は合同のプログラムとなっています。
自治体×製造×金融×インフラ建設と異なる業種が集まっているので、業種選びに迷っている学生にはピッタリのインターンです。
詳しくはリンク先をご覧ください。
【3社コラボ】ゲームや現場を通して土木・建築を学ぶインターン
続いても3社のコラボによって建設業界の仕事などについて学ぶコラボインターンシップです。
参照サイト:インターンシップ参加者募集中【ゲームで体感!】3社コラボインターンシップ H30.12、H31.2開催
こちらで紹介するのは参加企業の一つ、安達建設株式会社様の例です。日程は異なりますが、同社のインターンシップ事例をご紹介します。
施工管理体験ゲームというゲームを使って施工管理職について学んだり、実際の現場を体験することで会社や業界への理解を深めることが出来ます。
女性の働く現場を見せることで、女性でも活躍できることをしっかりと伝えることが出来ています。
さらに詳しい内容はリンク先をご覧ください。
多業種飲み会「飲ターン」
大半の方はこう思ったのではないでしょうか。
この飲ターンというのは「いんたーん」と読みます。つまり飲み会です。
このインターンは複数社が集まり、会社のことを学生と話しながら飲むというものです。インターンという名目ですが、会社説明会に近い内容です。
この飲ターンやその他のインターンについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
中期型のコラボインターンシップ
こちらは中期型のコラボインターンシップで、メディア×飲食×エコロジーのコラボとなっています。
「異業種であるが、地域の未来を創っていきたい」という願いをともにした3社が合同で開催しています。
学年不問での中期型(9月~2月下旬)なので、大学4年生よりも3年生以下の方が対象となるかもしれませんね。
さらに詳しくはリンク先をご覧ください。
コラボインターンシップで差別化し、学生を集めよう
今回はコラボインターンシップに関して詳しく解説してきました。
コラボインターンシップは
- 母集団形成、認知度UPにつながる
- 今まで出会えなかった学生に出会える
- 競合と差別化できる
といったメリットがあるので、採用イベントに悩む企業は取り入れてみても良いでしょう。
しかし、コラボインターンシップを開催してみたいと思ったけど、「そもそもインターンシップのやり方や学生がどんなプログラムを求めているのか分からない」という方はこちらの記事を参考にしてみてください。
では御社の採用活動がさらに上手くいくことを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございます。