皆さん、突然ですが・・・
出世したいですか!?
そりゃあしたいですよね(笑)
私もしたいです(笑)
では・・・
人事って
どうやってキャリアを積んでいますか?
そう聞かれると
「えっと・・・」となりませんか?
・「入社してよかった」
と言われることが嬉しいし、やりがいを感じる
・採用した社員の活躍が見られて嬉しい
このようなやりがいはあっても
人事の仕事は
「売上」のように目に見える変化や、
数字で表すことができる結果が
出にくい仕事です。
あるとすれば、
毎年出される
採用目標くらいでしょうか?
キャリアビジョンが湧きにくい仕事ですよね。
しかし普段の面接で、
学生や求職者に
「あなたのキャリアビジョンを聞かせてください。」
「なりたいなと思う、理想の人材像は?」
なんて質問をしているのに、
いざ自分が聞かれたら
「うーん…どうだっけ?」
それではマズいです!!
今回は、
人事って何を目指せばいいの?
どんなことをすればキャリアアップができるの?
という事をお伝えしたいと思います。
人事業務に対する不安
実際に人事の業務をしている人たちは、
この仕事の事を
どう思っているのでしょうか?
このグラフをご覧ください。
やはり上位3つは、
人事の仕事が
具体的な数字になって表れないことに
関するものでした。
成果が見えづらい分、
・きちんと自分は評価されているのか
・他の部署からの目線が痛い
・正解がない上、人の人生に関わる仕事なので
自分が正しいことをしているか分からなくなる
といったことに悩まされている方が多いようです。
あなたは、
結果が明確にならないことに
嫌気がさしていませんか?
成功・失敗が分かりやすい「採用目標」を
ただただ達成するだけの人事
になっていると危険です。
人事のキャリアイメージ
業務の成果が見えてこないというのは
仕事をしていて辛い状況ですが、
このような状況で
「将来も続けたいな」
と思っているのでしょうか?
なんと
人事以外の職種も経験したい、
が1位に!!
これは由々しき事態です!!!
2位、3位は
人事のプロフェッショナルとして
今行っている「採用」をはじめとした業務を極める、
というイメージでしょうか。
ただ、「人事の業務を極める」って
とても抽象的です…。
このような結果になってしまったのは
一体なぜでしょうか。
「キャリアイメージ」を達成する上での
悩みや不安を聞いた結果を見てみましょう。
人事の仕事は
業務の成果が具体的に表れない分、
「経験」や「スキル」の面でもはっきりせず
とても不安があるようです。
人事が目指すべき最終目標
このように、全ての原因は
「人事が行う業務の結果が抽象的であること」
のように思えます。
しかし本当に抽象的な結果しか出ないのでしょうか?
答えはNOです!
人事の業務の成果のひとつは
会社の売上です!
つまり
自分が採用した人が売上を上げて会社が大きくなる
これこそが人事が追うべき目標であり、
人事の業務の成果です。
つまり人事が採用する人によって
会社はさらなる成長を遂げるか、
つぶれてしまうかが決まる
ということです。
いやいや大袈裟な~!と思った方
こちらのグラフをご覧ください。
“現在”人事部門はどのような役割を最も求められると思うか
“今後”人事部門はどのような役割を最も求められると思うか
こちらは
日本最大級の人事ポータルサイト
「HR Pro」が行ったアンケートです。
現在人事に求められているのは
「人事管理能力」ですが
今後求められているのは
「いかにビジネスの成果を挙げられる
人材を採用できるかどうか」
という能力です。
他の企業が
「成果を上げる人材を採るぞ!!」
「自分たちが会社の未来を左右しているんだ!!」
というスタンスで来ている中
あなたの会社だけ
「採用目標を達成できたから良かった」
なんて言っていると
あっという間に会社が無くなってしまいます。
人事は、
売上を叩き出すエース級の社員以上に
会社の成長を促すことが出来る
唯一の存在です!
キャリアイメージの
湧きにくい職種のように思えますが
実はとてもポテンシャルの高い仕事なのです!
人事の成果は
自分が採用した人がどれだけ活躍し、
会社の成長に貢献したか
です。
「人手」を増やす仕事ではなく、
「人材」を増やす仕事なのです。
今もしあなたが
・目標の採用人数を達成することに精一杯である
・人事としてキャリアを積んでいく
という未来が見えない
そう思っているなら、
人事としてのキャリアアップは出来ません。
採用人数ではなく、
人材の質にコミットメント出来る人事になれば
会社から重宝されるでしょう。
そしてそんな
「採用力の高い人事」になれば
どこに行っても必要とされる存在になれます。
会社の成長に貢献でき、
人事としてのキャリアアップも望める・・・
そんな未来を手に入れるために、
是非
「いかにビジネスの成果を挙げられる
人材を採用できるかどうか」
を意識してみてください!