「応募は来るのに辞退される」
「しかし、求職者への態度も気をつけているし思い当たる原因がない…」
そんな風に悩んでいたら「オフィスの状態」をチェックしてください!
誰しもが、ガラス張りの高層ビルにあるおしゃれな内装の会社で働きたいでしょう。しかしそれだけで会社を決めるような求職者はいませんよね。
特別綺麗でおしゃれなオフィスでなくとも求職者がチェックしているポイントはたくさんあります。
この記事では、求職者が会社のどのような部分を見ているのか、人が集まらないNGなオフィスはどんなオフィスかをご紹介します。
求職者がチェックする3つのポイント
会社全体
会社の規模や予算によってオフィスの綺麗さや新しさに差が出るのは仕方ないことです。勿論、必ずしも新しい建物である必要はありません。修繕にも費用が掛かります。
しかし「壁が汚い、かび臭い」というような場合はどうしてもマイナスイメージでしょう。求職者からすると「ここでは働きたくないな…」と思ってしまいます。
最も大切なのは「清潔感」です。
大手企業のように立派な建物でなくとも、清潔感さえ満たしていれば、オフィスが多少古くても求職者が辞退する要因にはなりえません。毎日少しずつ掃除をするだけでも、「清潔感」が出て印象が全く違ってきますので、社員同士交代で掃除をしてみてはいかがでしょうか。
受付や面接会場
意外と目立つのが、受付や面接会場です。
外部の人が出入りする場所というのは、本来整頓されていて綺麗である必要がありますよね。
しかし、そのような場所ですら求職者が見てマイナスイメージを抱くということは、「そこで働く社員は常識に疎いのか」という印象を与えてしまいます。
意外とそのような部分で「会社の本質」が見えたりするのです。
外部の人や取引先、お客様に見える部分がいい加減ということは、会社で働く社員に対してもいい加減、そこで働く人も他人を思いやれないと容易に想像できてしまいます。
お手洗い
最後に求職者がチェックしているポイントとしては「お手洗い」です。
綺麗かどうか、水が飛び散っていたりしないかという清潔面はもちろん、女性の場合は男女共有のお手洗いでないかどうかも重要なポイントであったりします。
基本中の基本ではありますが常に清潔であることを社内全体で心掛けましょう。
採用に成功しないNGなオフィス
次に、人が集まらない、採用に成功しないブラックと思われるようなオフィスの特徴をご紹介します。
求職者からのイメージダウンに直結するものですので、あなたの会社が当てはまればすぐに改善してください。
社内の協力が必要な部分もありますが、会社に皆の仲間を迎え入れるためです。すぐに改善できることばかりですので協力を仰いでみてください。
机に栄養ドリンクや資料などが散らばっている
これはブラック企業だと思われる典型的な例です。
栄養ドリンクの空瓶は長時間労働を連想させますし、衛生的にも良くありません。
資料の整理ができていないのも仕事が出来ないイメージ、忙しすぎて片づける余裕すらないイメージ、会社の情報をずさんに扱うイメージを与えてしまいます。
椅子の座り方が悪い
こちらは、社員の人柄や会社の風土があらわれるところです。
どれだけ仕事の成果物のクオリティが高くても態度や行儀が悪く見える人とは一緒に働きたいと思いません。
求職者は会社の事を短時間しか見ることが出来ません。その人が優秀かどうかなど分かりません。
椅子に座る体勢が悪ければ会社のイメージも相まって悪くなってしまうのです。
怒鳴り声が聞こえる
こちらも先ほどのイメージの話と同じです。会社のイメージが悪くなってしまいます。
また、外部の人にも聞こえるほど目立つ叱り方をしているのは、求職者からすると入社意欲は大きく削がれます。
来客時にもこの状態ということは普段から人前で怒られることが常習化していると捉えられます。
一緒に働く人が、同じオフィス内で叱られているような環境で働きたくないですよね。普段から十分注意しましょう。
「夢」「努力」などの精神論的な張り紙がある
最後に、精神論的な張り紙も良いように感じて実はマイナスイメージを引き起こす代表例です。
精神論で乗り切るような印象でブラック企業なのかな…と求職者は感じます。
以上が人が集まらないNGなオフィスについてです。皆さんの会社でも注意してみてください。