皆さん!
就活生に
「お給料」
について質問されたことはありますか?
給与や待遇は、
就職先企業を選ぶ際に
重視する点として、
上位にランクインします。
しかし!
就活生にとっては聞きづらい!
そして人事の私達にとっても言いづらい!
こんなやっかいなお金の話は、
敬遠したいですね。
出来れば避けて通りたいです。
ですが、お金の話は、
言い方・考え方を変えれば
企業にとっては
大きな武器であり、魅力になりうるのです。
この記事では、
あなたの会社が就活生からの
好感度をぐんぐん上げ、
「良い会社だなぁ~」「入社したい!」
と思われる為の
お金にまつわる考え方と
就活生への伝え方をご紹介します。
なぜ聞きにくく、答えにくいのか?
その答えは「文化」です(笑)
一言で終わってしまうと
「なんだよ!」
というお声がたくさん聞こえますが・・・
お金や稼ぎについて話すのは、
あまりお行儀の良いことではない
という日本の文化が影響しているのは
確実ですよね。
しかし仕事をしている理由のひとつとして
お金を稼ぐため
という理由は全人類が持っています。
本音は「お金を稼ぐため」ですが、
それを
やりがいや憧れという建前で隠しているわけです。
ではここで、少し想像してみてください。
あなたは世の中でも
平均年収の高い会社の人事です。
面接官として
AさんとBさんの2人の学生の
面接をすることになりました。
まずAさんは、志望動機として
「御社の企業理念にとても共感しました。もしも入社できれば
私も一緒に日本を変えたいです!」
と言います。
一方、Bさんは
「稼ぎたいです!!!!」
ド直球です(笑)
面接の答え方として、
100点なのはAさんでしょう。
しかし…信用出来るのはどちらですか?
Bさんですよね。
「年収目当て?本当に?」
と疑う人はいないでしょう(笑)
ふわっとした理由のAさんより
Bさんの方が入社後に確実に
コミットメントしてくれそうだからです。
その感覚は就活生にとっても同じで、
お金のことをなんとなく
誤魔化して説明されるより
タブー視せずにはっきりと教えてくれる
企業の方が「信用」できます。
就活生から聞きにくいことを
あえてこちらから明示することで
あなたの会社の信用度はぐんと上がります。
伝えること自体が大事、という考え方は
分かっていただけたと思います。
しかし伝えると一口に言っても
うちの会社は、初任給を
あまり高く設定できないからマイナスイメージになる
自分の給与水準をいうのは避けたい
という悩みが解決していません!
これから、
給与があなたの会社の魅力のひとつに変わる
伝え方をご紹介します。
給与を聞かれたときの「正解」な答え方
就活生が聞きたいこととして挙げる
「給与・待遇」は
そもそも何でしょうか?
各媒体で就活生を集めている企業が
ほとんどだと思いますが、
多くの媒体が、企業ページに
「初年度月収例」を載せています。
もちろん就活生は、その数値を参考にします。
しかし本当に知りたいことは
「一年目にいくら貰えるのか」
ではありません。
「自分がこの会社に入社して、
将来いくら貰えるのか」です。
ここが私たち人事にとっては、
答えにくい質問となっている原因のひとつですね。
仮にその就活生が入社したとして、
3年後、10年後に
給与がいくらになっているか
分かるわけがないのです。
就活生も満足のいく内容で
私達が明確に答えられて
さらに、会社のプラスになる答え方・・・
それは、
活躍している新卒入社の社員の
年収レンジをモデルケースとして伝える
です!
就活生は色んな企業を見ながら、
どのくらい成長できる環境なのか
目標となる人はいるだろうか
と思っています。
活躍している人の「すごさ」は、
年収として数字にすると
一目で理解しやすいです。
そして自分と同じように、
新卒で入社して活躍しているとなると
自分もこの会社で頑張れば、
この人みたいになれるかも、と憧れを抱きます。
選考中にも関わらず、
入社後のイメージをさせてしまうのです。
つまり、他社と比べて
無意識的に選ばれる可能性が上がります。
魔法のような伝え方ですね!
お金の話は、
タブーな話題などではなく
人生にとって大事なことです。
その考え方も併せて、
就活生に伝えると心をグッと掴めるでしょう。
今回は、就活生も企業もお互いに話しづらい
お金
についてお話しました。
・はっきり伝える企業の方が信用できる
・就活生が聞きたいのは「将来いくら貰えるのか」である
・活躍している新卒入社の社員の
年収レンジをモデルケースとして伝える
次回の選考で、
是非活用してみてください!
あなたの会社の信頼度と好感度が
ぐんぐん上がるのを祈っております!