- 自社でもインターンを開催したいけど、プログラムの作り方が分からない
- インターンはすでにやっているけど上手く出来ているか不安だから他社の事例が気になる
- インターンの内容に関して学生が実際にどう感じているのかリアルな本音が知りたい
という方は今回の記事が大変おすすめです。
説明会だけでは伝わりにくい現場のリアルを伝えようとインターンを開催しようと試みるも、初めてのインターンでうまくプログラムが組めなかったり、学生の満足度が低いインターンに終わってしまう場合は多くあります。
私はこの「採用マフィア」を運営する一人で、サイト運営会社ウィンキューブホールディングスの21卒内定者の伊藤です。
私は大学2年生の1月から本格的に就活をはじめ、社員20名規模の中小ベンチャーから大手企業まで15回前後のインターンに参加してきました。そして今のウィンキューブホールディングスに入社を決めました。
そこで今回の記事では、インターンを開催したことがない方でも学生の満足度が高くなるインターンシップのプログラム作成方法が分かるように、インターンシップの基本的な意味や作成の流れから、学生がインターンの内容に対してどう思っているのかまでまとめて解説します。
この記事を読めば、「初めてインターンを開催する採用担当者が、学生に満足してもらい会社に興味をもってもらいやすいインターンシップを考える方法」が分かります。
また、学生の本音を知りたい方は合わせてこちらもご覧ください。
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【学生の本音・やり方】会社説明会で本当に知りたいことを現役学生が教えます
この記事では、同じく私が今まで参加してきた会社説明会の経験から、学生が実際に会社説明会で何を聞きたいのか、何を聞きたくないのかというリアルな意見を公開しています。
こちらの記事を読めば、学生が本当に求めている情報が分かって無駄な会社説明会を開催することがなくなるだけではなく、ミスマッチも減らすことができます。
インターンシップのやり方とは
まずは、いきなり他社の事例を見るのではなく、インターンというものを理解しましょう。よくわかっていない状態で他社のインターンを真似したところで、内容が伴わない中身のないインターンになってしまいます。
そもそもインターンシップを開催する目的は何か
そもそも企業がインターンを開催する目的は何かご存知でしょうか?
企業側がインターンを開催する目的としては以下のようなものが挙げられます。
1.自社について知ってもらうため
2.学生とのミスマッチを防ぐため
3.(早期から)優秀な学生を囲い込むため
4.選考の過程として
では各内容に関して簡単に説明していきます。
1.自社について知ってもらうため
日本には何千何万という企業が存在します。しかし、学生が実際に就活で出会う企業はそのうちのたった数%です。その数%に選ばれるためには、インターン等のイベントを開催し、学生に認知してもらう必要があります。自社の存在を知られなければ、面接どころかエントリーさえもしてもらえません。
そのため、企業はインターン等を開催し、選考前などでも自社の存在をアピールします。
さらに、インターンに来てくれた学生に自社がどんな会社なのかを知ってもらいます。社名だけ知っていても学生は入社したいとは思わないので、自社の良い面や業務内容などに関して説明します。ただし、これは後ほど詳しく説明しますが、インターンの内容がただの会社説明会にならないように注意してください。
2.学生とのミスマッチを防ぐため
企業が学生を判断する方法としては、面接がありますよね。しかし、面接では学生が緊張したり、素の自分を出せないこともあるので、必ずしも本当の中身を見ることはできません。そのため、インターンという面接よりも緊張感が解けた状況を作り、学生の色々な面を探ります。
また、学生側からしても、入社後にどんな仕事をするのかや会社の雰囲気はどうかを判断しています。このようにお互いがお互いを知る機会を設けることで、「内定辞退」や「早期転職」を防ぐことにも繋がります。
3.(早期から)優秀な学生を囲い込むため
近年就活はかなり早期化しているという話は、人事の方に限らず社会人の多くが周知の事実だと思います。これは学生である私から見ても顕著で、私が初めてインターンに参加したのは大学2年生の1月でした。つまり、いわゆる就活解禁の1年以上前には就活としてインターンをしていたのです。
周りの学生から見ても早いとはいえ、私のような早めに動き出す学生は特にベンチャー企業志望には少なからず存在しました。
このように、他社に採られないように早期から優秀な学生を囲い込みたいと考える企業は、かなり早い段階でインターンを募集したりしています。私が参加した企業に関しては、有給の長期インターンとして通年募集していました。
4.選考の過程として
インターンは、ただの会社説明や就業体験という目的だけにとどまらず、インターン自体を選考の過程にする企業も存在します。ここでいうインターンを選考過程にするというのは、「実はインターンが本選考に影響する」という類の話ではなく、大々的に「インターン兼1次選考」としている企業のことです。
選考の一部としてインターンを取り入れる企業の目的としては、「学生が参加しやすい選考にするため」であったり、「グループワーク等を通して学生が実際に考えたり作業している様子から判断するため(ミスマッチを防ぐ等)」など面接だけでは見れない部分を見る目的があります。
インターンシップを作る流れ
では、企業がインターンを開催する目的が分かったところで、インターンをどのように作成していけばいいかを簡単に説明します。今回はインターンの開催経験豊富な弊社人事部長 萩原さんにお伺いした意見を参考にしています。
インターンを作って開催する流れは以下のようになっています。
1.(目的・ターゲットを決める)
2.プログラム形式を考える
3.実施期間を考える
4.募集する
5.開催する
6.フィードバック&次回の選考案内
一般的に、物事を行う際には目的が伴いますが、初めてインターンを作る際は「自社が学生に対して何を出来るのか」というところから考えていきます。インターンを目的ベースから細かく考えられるのは「相当採用に慣れている企業だ」と萩原さんがおっしゃっていました。
そのため、今回は目的とターゲットについては省略します。
ということでまずはプログラム形式を考えます。プログラム形式には以下のようなものがあります。
- 会社・業界説明
- 社内見学
- グループワーク(ワークショップ)
- 1日業務体験
- 実務体験(こちらの体験は中・長期型の場合)
- 合宿型
- 懇親会、座談会、相談会
これらの中から、自社で出来るインターンは何かを考えます。また、それに付随して実施期間を検討します。
内容によって、1Day、5Daysなのか1Monthなのか、アルバイトのような長期にするのかなどです。プログラム内容や自社のリソースによって判断します。
その後は、先ほど挙げた手順に沿って開催します。最後には、「次回の選考案内」をすることが重要です。
選考に参加することを強制してはいけませんが、「今度こんなイベントを開催します」「インターンに参加したあなたたちは特別に1次面接を通過した状態で選考に参加できます」といったように案内を出します。せっかく自社まで足を運んで来た学生なので、少しは会社に興味があるという事です。そのため、その学生に対してアプローチをかけることは重要です。
志望度が高い学生であれば、積極的に参加してくれるでしょう。
学生はなぜインターンシップに参加するのか
企業がインターンを開催する目的と作り方については理解できたと思います。ですが、学生がそれと同じ目的を持っているとは限りません。学生が参加する意味や意図を知ることで、本当に学生が集まり、満足してくれるインターンを作ることができます。
学生がインターンに参加する目的として以下のようなものがあります。
- ミスマッチしないかどうか確かめる
- 企業、社員の雰囲気を知る
- 職務を実体験する
- 業界、業種理解
- スキルを学ぶ
- 年収や報酬面、待遇(福利厚生)を知る
- 内定を狙う(内定直結型の場合)
- 就活友達を作る
インターンというのは、ただ会社を知る説明会として開催するものではありませんし、学生もそう思っています。インターンから実際に採用することも可能ですし、私もインターンから内定をいただいています。
学生が何を求めているのか、どんな目的でインターンに参加したいのかを考えてみるとどんなインターンを作れば良いかが見えてくるはずです。
また、もう1つ重要な点があります。それはインターンが本選考とは全く関係が無いことを学生に伝えるという事です。
選考として募集して開催したインターンであれば話は別ですが、本選考と関係ない場合はそのことを”あえて”言うべきです。なぜなら多くの学生はインターンは選考の一部だと思っているからです。
もしインターンを、「会社の魅力を知ってもらうため」「学生の就活支援をするため」などと考えているのであれば、その意思を伝えることで学生の不信感などを無くしておきましょう。インターンで結果が出せなかったからという理由で次の選考を諦めてしまう学生も減らせるでしょう。
私が実際に体験した7社のインターンを紹介
では、学生である私が実際に体験したインターンシップ実例を惜しみなくご紹介します。内容を紹介するだけではなく、何が良くて何が不満だったかも正直に言っていきたいと思います。
この内容を参考にすれば、インターンに参加した学生が満足しやすい内容を考えることが出来るでしょう。
ちょっと長めなので、ブックマークしていつでも振り返れるようにしていただくと今後インターンを考える際に参考にしやすいと思います。
1.【長期6カ月】港区の A社
始めに紹介するA社は、Webマーケティングをおこなっている社員40名ほどのベンチャー企業でした。その会社のインターンは、長期の有給インターンシップで、バイトのように通年募集していました。
インターン生の中でも階級があり、働いている期間や努力次第でCランク<Bランク<Aランクと昇格していき、時給や任される仕事内容が増えます。Cランクの学生はBランクの学生が教育し、Bランクの学生はAランクの学生か直属の上司が教育します。
社員数40名に対して、バイト登録されているインターン生は30名弱もいました。シフト制だったので、6カ月いても1回も話したことがない人がいました。
私はこの会社が就活で初めて行く会社だったので、Aランクに上がるか辞めるかという時に、「他の会社も見たい」という理由で辞めることにしました。
基本業務はWebライティング
A社での基本的な業務は以下のようなものがありましたが、メインはWebライティングでした。
- Webライティング
- リスティング広告の広告文作成
- バナー広告作成
自社のメディアサイトに記事を書くという内容で、SEOに関する基礎的な知識を勉強することができました。実務に近い内容をインターンで体験することが出来たので、この業界業種で働いたらこんな感じなんだろうなという感覚が分かったのはとても良かったです。
人事の体験をした
A社では、新規のインターン生が会社説明(1対1の個別対応)に来た際には、Bランクの学生が会社説明を担当します。
最終的には人事担当者と軽く面談をしますが、この会社でインターンをしたいと思わせるのは私たち先輩インターン生の役割でした。
社内ではまだ確立されていないことも多く、任せてもらえる業務が多岐に渡っていたので、仕事体験をしたい・スキルを付けたいという学生はかなり惹かれるインターン内容だと思います。
2.【1Day(夜)】渋谷区のB社
2社目のB社は、オウンドメディア事業・イベント事業・採用コンサル事業などをおこなっているベンチャー企業です。
私はこの企業のインターンに何度か参加していますが、その中でも一番記憶に残っているのは「飲ターン(いんたーん)」です。
飲み会という名の会社説明会で、参加した企業(今回は2社)の人事と仕事の話や就活相談をすることができました。
飲ターンの流れ
飲ターンの流れは以下のようになっています。
1.主催企業B社のオフィスで、参加企業の会社説明
2.各社員さんの入社理由、仕事のやりがいについて
3.質疑応答
4.居酒屋に移動
5.飲み会+座談会
学生からすると、オフィスの堅苦しい雰囲気で話すよりはリラックスしやすかったです。また、「なんでも相談していいよ」ということで、自社に関する話だけではなく、学生たちの相談にも乗ってくれたので企業への好感度は上がりました。
ただ、説明だけだったので、実際の業務などはあまり理解することができませんでした。
ちなみに参加した学生は25~30人ほどでした。
なぜ開催したのか(実際に聞いた結果)
個人的に面白い企画のインターンだと思ったので、なぜB社がこのようなインターンを開催しようと思ったのか、直接人事の方に聞いてみました(お忙しい中対応していただきありがとうございます)。
簡単に言うと、ベンチャー企業の人事と学生との出会いの創出が目的です。学生にとっては、ベンチャー企業のリアルな情報が聞けますし、早期の段階で企業の人事と接点を作ることが出来ます。
参加後は、企業から学生へインターンの特別案内が来るので、就活で有利になります。さらに、参加者は希望すればB社代表との面談をすることが出来ます。
目的は、学生と企業の出会いの場を作ることですね。B社は就活支援等もおこなっている会社なので、その1つとしてこの飲ターンを開催しています。
もちろんお酒の強要などはなく、ソフトドリンクだけで過ごす学生もいるくらい健全な会でした。このようなクリーンさも学生には重要だと感じます。
3.【1Day(3時間)】目黒区のC社
3社目のC社は、インターネット広告の配信をしつつ、オウンドメディアでも売上を上げているベンチャー企業です。
C社のインターンの内容は、
1.業界説明
2.会社説明
3.新規事業立案ワーク
4.プレゼン
5.フィードバック
といった感じでした。
業界説明と会社説明が中心
C社のインターンはほぼ業界・会社説明が中心でした。それにプラスしてグループごとに分かれて新規事業立案ワークというものをやりました。
しかし、会社説明や業界説明だけでは、その企業で働く人が実際の業務で何をやっているかということは分かりませんでした。
もちろん新しく得た知識もあるとはいえ、会社・業界説明はインターネット上に書いてある内容も多く、その内容を知っている学生からすると退屈な内容だったと思います。
早期のインターンには向いている
退屈な内容になってしまうと言いましたが、早期にやる内容であれば、まだ業界理解が出来ていない学生も多いので、興味を持つ人は一定数いると思います。
しかし、私のように既に何社ものインターンを経験している学生は「また同じ内容か…」とガッカリしてしまう可能性もあります。
例えば、新規事業立案ワークの部分を自社の業務体験に変更するなど、会社に足を運んだからこそ体験できる内容に変更すると、どんな学生でも参加した意味を見出してくれる内容になると思います。
新規事業立案は学生に不信感を与える?
C社のインターンのみではなく、私がインターンに参加し、新規事業立案ワークをやらされた時はその企業に対して不信感を覚えました。
これは私だけではなく、周りの学生でも同じことを言う方がいたのですが、「自社の事業が上手くいっていないから(順調だとしても)、ピュアな学生の意見から何かいい事業が出てきたら使ってやろう」という思いでこのワークをやっているのではないかという疑問が生まれてしまいました。
私がひねくれていると言われてしまえばそれで終わってしまうかもしれませんが、ワークの内容によっては会社の志望度が落ちる学生がいる可能性があることも考えなくてはいけないでしょう。個人の考え方によって感じ方が変わってしまうので、これといった正解は提供できかねますが…
4.【1Day(1日)】品川区のD社
4社目に紹介するD社は、自動車ディーラーのレ〇サス(支店)です。
D社のインターン内容は以下のようなものでした。10時から17時頃までと、1Dayの中では長い方のインターンで、内容もとても濃いものでした。
1.業界説明
2.会社説明
3.昼食
4.店舗見学
5.グループワーク
6.社員インタビュー
昼食を挟むほど長い時間でしたが、充実した内容だったのでとても満足しました。
個人的には車が好きなだけで就職する気はありませんでしたが、車の営業マンを目指していたら必ず選考を受けていたディーラーだったと今でも感じています。
充実した内容が1日に詰まっていた
1日と長いインターンであったため、インターンでよくある内容がガッと詰まっているような感じでした。
前半の説明に関しては、特に他業界と変わったことはありませんでしたが、まさかディーラーでグループワークをやるとは思いませんでした。「なぜ車を持つのか 車が持つ意味は何か」ということを考える内容でした。
グループワークのフィードバックでは、社員さんの意見を聞くことが出来たので、各社員さんがどんな考えを持った人なのかなど人柄もよく見ることができました。
また、最後にはトップの営業成績を持つ社員さんに直接話をしていただき、気になることはなんでも聞けるというインタビュー形式の座談会がありました。
人事だけではなく、現場の最前線で活躍する社員さんの話を聞けたのは、とても貴重で実際に入社した際の想像もしやすかったです。
昼食の時間も活かしていた
昼食は「品川大飯店」というちょっと高めの中華料理店に連れて行ってもらい、昼食中も学生を放置することなく、テーブルごとに社員さんがローテーションで話をしてくれました。食事の席では緊張が解けて、お互いに打ち解け合う時間になったのが良かったと思います。
また、仕事に関する話だけではなく、お互いの趣味やプライベートの話もしたので、社員さんたちの人柄も分かりました。
私個人はとても良い時間だったのですが、もしかすると学生によっては拘束時間が長くなりすぎるので、昼食も一緒というのはしんどいと感じる人がいるかもしれません。企業によってはお弁当を配布し、学生だけの席でコミュニケーションを取らせる会社もあります。
5.【1Day(3時間)】台東区のE社
5社目のE社は、大手クレジットカード会社の三菱UF〇ニコスです。A社でインターンをしていた際にクレジットカードに関するメディアサイトを担当していたので、それでクレジットカードに興味を持ち、参加してみました。
E社のインターン内容は以下のようになっています。
1.会社・業界説明
2.経営体験型ボードゲーム
3時間という短い時間だったので詰め詰めの内容でした。
見た感じですが、参加した学生はざっと100名以上で、5人1組のテーブルに分かれて座りました。私は広すぎるビル内で迷い、開始直前に後ろの方に着席したのですが、先頭の学生の顔はよく見えないほどでした。
特に書く内容が無いので簡潔にまとめます。
始めに会社・業界説明があり、最後に「2011~2025年の15年間のニコス経営体験ワーク」というボードゲームをやりました。
ワークの中ではクレジットカード業界の変遷や、カードビジネスは今後どうなっていくのかということをゲーム感覚で楽しく理解することができました。ですが、お察しの通り業務説明はざっくりとしていて、入社した時の自分が想像できませんでした。
6.【1Day(4時間)】渋谷区のF社
6社目はまた渋谷になりますが、不動産(オフィス)コンサルをおこなうF社です。
F社のインターンは以下のようになっています。
1.業界・会社説明
2.グループワーク
実務にかなり近いワーク体験
F社では、業界・会社説明のあとに実務に近い形でグループワークを体験しました。
内容は、「取引先から信頼を得て、内見に誘致させる」というものでした。オフィス移転を検討している会社の担当者(F社の営業マンが担当)を相手に、数あるオフィスから条件にあったオフィスを提案し、納得させて内見に繋げられれば成功というワークでした。
具体的なワークの内容は、営業マンが実際に使っているようなオフィスの間取り図や物件情報が記載されたシートを与えられ、相手にヒアリングをしながら希望物件をすり合わせていき、提案するというものでした。
実務に近い内容を体験することが出来たので、社員さんが普段どんな仕事をしているか、自分はこの仕事をしたいのかどうかが判断しやすかったです。
1次選考の課題を教えてくれた
インターンの最後には、1次選考の案内があり、参加したい人はその場でスケジュールを立てられました。その際に、インターンに参加した学生の特権として、1次選考の面接では何を聞かれるのかを教えてくれました。
これはインターンに参加した学生からすると特別感を感じるものだと思いました。
弊社のインターンシップ
では、最後に弊社のインターンシップに関してご紹介します。こちらは私が実際に体験し、選考として突破してきたものになります。
弊社での実例なので、一番詳しく書きたいところではありますが、あまり詳しく書きすぎると、今後選考を受ける学生へのヒントになってしまうので、大ざっぱになる部分があることをご了承ください。
【1Day(6時間)】Challengers-チャレンジャーズ
まず、1Dayインターンでは、業界・会社説明があり、マーケティングのフレームワークを教えてもらいます。そして最後にはそのフレームワークを活かして解決できるミッションとしてのグループワークがあります。
10時から18時までの少し長めのインターンではありますが、レ〇サスの時と同様に中身が濃く、満足度が高いものでした。
お昼はお弁当が支給され、そのほかの時間も各グループの机に糖分補給用のお菓子が用意されており、いつでもおかわり出来るなど、終始和やかな雰囲気でした。
【合宿型2Days】The Peak-ザ ピーク
2Daysのインターンは、1Dayのインターン選考突破が参加条件でした。こちらは珍しく宿泊型のインターンで、1日目の夜は会社負担でホテルに泊まりました。
内容は、1日目に課題が発表され、その課題に対して2日間かけてチームで取り組み、最後に社員さんの前で発表するというものでした(ワーク自体は会社でやります)。
課題をやる中で疑問に思うことがあれば、人事部以外にもマーケターの社員さんがその場にいるので、実際の仕事で行き詰まった時はどうしているのかなど、リアルな意見を聞けるのが特徴です。
ワーク内容とアドバイスにより、2日間で自分が「成長したかも」という喜びを得ることが出来たのもこのインターンの良かった部分かもしれません。
インターンのやり方まとめ
少し長くなってしまい、ここまで読むのにお時間かけたかと思いますが、その分私が経験したインターンの内容をとことん書かせていただきました。
インターンを作る際は、「自社ではどんなことが出来るのか」ということを考え、その中から「学生が興味をもって参加してくれる内容は何か」を考えると、インターンに参加してくれた学生が満足してくれ、志望度が上がる内容になると思います。
他社のインターンを詳しく知れる記事は中々ないと思いますので、参考になれば幸いです。御社のインターンシップが上手くいくことを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございます。